とても長い記事になるので、幾つかに分けて書いて行きたいと思います。
私が初めてカナダを訪れたのは、2008年の10月のこと。
その頃、日本では短大生の1年目が終わった頃でした。卒業してから留学するよりも、就職活動の時に新卒の方が良いかな。と言う理由で休学をして行くことを決意。
仲の良かった学校の友達とも別れを告げて、初めての土地、カナダへ!この時は、まさか自分がカナダに移民するなんて少しも思っていませんでした。
日本であらかじめ、行くつもりの学校(プライベートスクール)にホームステイ先も決めていました。
カナダのエアポートに着いた時も、学校から手配された方が車でお迎えに来られていたので問題無くホームステイ先へ到着。
学校へ行くので、もちろん学生ビザ(就学許可書)が必要です。
ビザ(査証)というのは、当該国の在外領事館(部)にて事前に審査した結果得られる推薦書みたいな物です。
さてこのビザ、申請したからすぐに貰えると言う訳ではなく、あらかじめ必要書類を日本に居る間に提出し手数料を払うと就学許可書発給の通知書と言うのが届きます。
その紙を、(この場合カナダ)入国する際にオフィサーに提出した後、その場で移民担当官がその通知書と引き換えに正式な学生ビザ(就学許可書)を発給してくれるのです。
しかし、私の申請が遅かったので通知書が出発に間に合わず、ビジターとして入国。
こちらについてすぐ、通知書をEメールで受領したのでとにかくカナダのボーダーへ行く機会を探していました。
丁度学校のアクティビティで、車でSeattleへ行くというイベントがあったのでそれに参加してカナダへ帰り入国の際、ビザを貰うことに。
Seattleで楽しいときを過ごし、いざカナダのボーダーへ。
この時の私の英語力は乏しいものだったのでオフィサーの言っていることを理解するのはもちろん、自分が言いたいことを伝えることも難しくただドキドキ。
しかし、一言二言話した後スタンプを他の人と同じようにポーンと押され難なく通過。「え、こんなあっさりビザって貰えるの。。」と思った私。
その2、3日後、学校のランチタイムにみんなでおしゃべりしている時に、偶然私のパスポートを見ていた友達が「Yukiko, 学生ビザどこにあるの?」と。そう、私の英語は伝わっていなかったのです。その友達のお陰で学生ビザが発給されていないことに気づき、午後の授業を急遽お休みしてすぐに近くにある移民オフィスへ。
順番を待っている間もドキドキ。何でこうなってしまったんだ、恥ずかしいがらずにとことん伝えれば良かった、と後悔。。