このFamily Class(家族移民)、カナダで恋人が出来た人が一度は考える方法です。
この家族移民は、カナダの永住権もしくは市民権をもつ人が、家族となった外国籍の人のスポンサーとなりカナダで一緒に暮らすために申請するものです。
彼を夫として申請するか、それともボーイフレンドどして申請するか。
まだ付き合い出して1年と少し、結婚するには少し抵抗があった為、ボーイフレンドとして申請することに。
しかし、ただのボーイフレンドでは移民の申請をすることは出来ません。
ここで出てくるのが、コモンロウパートナー(Common-Law Partner)というもの。
ただのボーイフレンドとどう違うかと言うと、コモンローパートナーとは夫婦同然の関係を一年以上続けている者同士のこと。しかしこれも、ただ”一緒に住んでいます”では、政府もコモンローとは認めてくれません。コモンローで申請する場合、一年以上所帯をともにしていることを正式に証明しなければいけないのです。
証明方法としては:
*共同生命保険
*共同名義銀行口座またはクレジットカード
*二人の名前が記載されている共同賃貸契約書
*二人で共同購入した家
*共同公共料金明細書
*共通の住所宛てに送られた郵便物
*共同で家計を支えている証明(レシート等)
*遺書
など、かなり細かい所まで追求されます。コモンロウパートナーになると言うことは当然のことながら経済的な責任も発生し、もしパートナーに借金があったとすれば、お互いに責任を負うようにもなるのです。
日本にはこのコモンロウの制度が無いので、分かりづらいですが日本語で言うなら事実婚制度とあります。
移民申請をするには、彼が私のコモンロウパートナーにならなければいけないので、まずは1年以上一緒に住む必要があるのです。
私達の場合、ワーキングホリデーを利用して1年間(以上)彼と住み、その後、移民申請をするという流れでした。
その時、彼にはルームメイトが1人いて1つの家で私を含め3人で暮らしていたのですが、何故か私の中に、彼と一緒に住んでいてもルームメイトが居たら正式にはカウントされないんでは無いかという不安がよぎり、1年間3人で住んだ後、彼とアパートに引越しすることに。(※ルームメイトの名前で家を借りていた為、家賃支払いの証明や光熱費のレシートなど、私達の名前で無い物が多かったことなど。)
結局3人で暮らしていた時期を含めると、計2年間共に住んでいたことになりました。
上で述べたコモンロウパートナーであることを証明する物も、その2年の間に集め、これで移民申請の準備がやっと整いました!
次ぎの回では、詳しくファミリークラス移民申請について書いていきたいと思います。
※記憶を掘り返し、過去の資料を確認しながら書いていますが何か間違った箇所があれば報告宜しくお願いします。
※私が申請した当時(2012年11月頃)の情報です。参考にする際は自己責任でお願いします。